北朝鮮で、自然界では発生しないような地震波を観測したと、気象庁がいち早く官邸に報告した。
気象庁によると、北朝鮮で発生した地震波に関して、
「自然地震の場合、観測する地震の波形は小刻みな揺れから大きな揺れに推移するが、地下核実験による震動は最初から振れ幅が大きいという。今回の波形は最初から大きな揺れを示したとみられる。」
だそうだ。
核実験によるものとは、もちろん断言していないが、それまでの経緯からして、核実験によるものと思わせる発表であった。
その地震波の波形はこちら
↓
http://sankei.jp.msn.com/world/photos/130212/kor13021213080004-p2.htm
たしか、高校の時に習った、P波とS波ですね。
自然に起きた地震などの振動では、S波の前には、P波が出るのが一般的であり、P波が無いのは、人工的な爆発によるものと考えられるらしい。
なるほど。
気象庁は、なかなかいい客観的な判断するようだ。
たしかに、いきなり大きな振動が発生している。
それでは、
前回の北朝鮮の核実験では、地震波はどうであったか?
これも、確かに、いきなり大きな波形が発生している。
これもまた、核爆弾による爆発を示しているといえよう。
そう解釈してもいいように思うのだが・・・
いかが思いますか?
P波が発生しないメカニズムにも色々あるらしいのですが、波形から見ると、人工的な爆発、しかも核爆弾でなければ起すことのできないような大きな振動ですね。
これをどう解釈するか。
実は、
下の波形は、311の時に観測された地震計の波形なんですよ。
http://www.fnet.bosai.go.jp/exp110311.php
どう思いますか?
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